COIL2011 年の新譜第二弾は、今回も全曲書き下ろしの新曲5 曲入りで1,200 円という贅沢な一枚。
今作のレコーディングも前作「ソナチネ」同様、ロープランドスタジオにてCOIL の二人だけで行われた。
ここ数年、岡本定義のフェイバリットミュージックである” ボサノバ” へのオマージュが感じられるタイトルの楽曲やエバーグリーンなメロディによって紡がれた楽曲、そして躍動間溢れる佐藤洋介の新曲も収録されている。
“Bossa Nova” とはポルトガル語で「新しい傾向」「新しい感覚」というような意味。
原点回帰をしたようにみえる制作風景の中、2作目にして「COIL 流 新しい傾向」の提起も感じさせる内容でもあり、けれど、どこか涼しげなムードに溢れた大人の夏の1枚。
「ソナチネ」とは色違いのオレンジ色のジャケットは、今回も1枚1枚、手刷りシルクスクリーン印刷のこだわり紙ジャケット。
ジャケットから察するにこれはシリーズものでは・・・との期待も秘かに高まる。
sandwich レーベルよりリリース。
1. バルコニー
2. 青い桃
3. サクラメントの悲劇
4.SMiLE
5. イパネマの孫
Webサイト
http://www.office-augusta.com/coil/